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ペシャワール会
2008 / 08 / 28 ( Thu )
もうすっかり秋モード。
昨日は外をウロコロするのに半袖2枚重ねしてましたけど
やっぱり長袖じゃないと、なんだか落ち着かない感じになってきました。
初秋はどこ行った?

先日からアフガニスタンで誘拐された日本人ボランティア伊藤さんの
安否が心配されていましたが、とっても残念な結果となりました。
普段の私だったら、「あー、またか。。。治安悪いなー・・・」ぐらいの認識
だったと思うのですが、今回はちょっと事情が違っています。

実は、働いていた頃の仕事関係の会議で、NGOの活動報告を聞くことが
あったのですが、それがペシャワール会でした。
10年ぐらい前になるのではっきりと確認できませんが
いまテレビに出られている福岡の事務局長が来られた記憶があります。

写真やスライドを使った報告だったのですが、その活動がとても印象深く
今でもそのことははっきりと覚えています。


現地で診療活動をされている中村哲医師を支援する会として
ペシャワール会が結成されたのですが、ホームページにもあるように
「誰もが行きたがらない所に行き、誰もがやりたがらないことをする」
というのが活動の大きな理念になっています。

その当時の報告では、アフガニスタンの中でも誰も行かないような
(行けないような)貧しい山岳地帯で医療活動をされていました。
ほんとに。。。こんなとこ人が住んでるんかい!? と思える
崖のようなところを医療機器をかついで登って行くわけです。

もし私が医者だったら、日本でいいお家に住んで、いい車に乗って・・・
と、不謹慎なことしか思いつかなかったので Σ(-∀-`;)
自らそんな場所(申し訳ないけど) に行って医療活動を行なう中村医師の
心意気というか、崇高な理想に打ちのめされました。

だからこそ、支援する人たちも多いのでしょうね。

なので、今回のニュースを聞いたとき、ほんとに衝撃を受けたし
やりきれないような思いも最初ありました。
インタビューに答える中村医師は涙も見せず
「彼の意思をしっかりと引き継ぐためにも
私たちは退くわけにはいかない」と言っていました。

もしも、彼らの活動をよく知らなければ、
「人が一人死んだっていうのに」と憤りを覚える人もいるかもしれないな・・・
とちょっと心配になりました。
もう20年近くアフガニスタンで活動を行なっている中村医師は
きっともっともっと沢山の不毛な死を見てきたはずです。

自分と同じようにアフガンのためにつくしていた青年を
理不尽な死で失うことは、中村医師にとっても大変辛いことに違いありません。
テレビでは「青年が殺された」ということに注目しがちですが
もっとその事実の向こう側もうつして欲しい。

その青年が目指した理想や勇気ある活動を。

中村医師が力強く言った「退くわけにはいかない」という言葉は
そんな彼の思いを強く受け止めた結果なのではないでしょうか。
今回あらためて、ペシャワール会や中村医師の力強さというか
ゆるぎない信念を思い知りました。

それにしても、こんなことにでもならなければ、立派な活動をしている
人たちが注目されないというのも、なんだか切ないし情けないですね。
もちろん、この事件を通して、ペシャワール会の活動を思い出した私も
情けないうちの一人なんですけど・・・・。



最後に。

伊藤さんのご冥福を心からお祈りいたします。



10 : 34 : 08 | 気になる日記 | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
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コメント
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そんな背景があったとは・・・。
ペシャワール会というのも初めて聞きました。
ゆるぎない信念、ホントにスゴイです(>_<)
もうボランティアの域を越えてますよね?!

起こってしまった事実はとても残念ですが
彼の為にもその勇気ある活動をもっと
理解していかなければですね・・・。



by: まめ * 2008/08/28 17:23 * URL [ 編集] | page top↑
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彼が、ワーカーになりたい志望動機の文章が
ヤフーに載っていました。
誰かのためにと思うことは簡単ですが
彼のように実際に行動を起こす事は難しいですね。
私も今までは毎日のニュースとして流していましたが
およさんの記事をきっかけに「向こう側」を少し見つめてみました。
利益の為ではなくこうやって活動している人達をもっと知らなくてはいけませんね。
by: ぎゅう * 2008/08/28 20:02 * URL [ 編集] | page top↑
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★まめちん★

私が福岡にいた時だから、偶然ペシャワール会だった
というのもあるけれど、色々あるNGOの中でも
有名な団体なんじゃないかな?v-295

>もうボランティアの域を越えてますよね?!
確かに!!そうだよねー。v-433
今回、ペシャワール会も、中村医師も、犯人グループに対して
怒りをあらわにしたり、感情的になることが
なかったのが私にとって、すごく印象的でね。
きっと彼らはもっと先・・・もしくは上を見ているんだなって
すごく感じたんだよー。
伊藤さんの遺志は確かに引き継がれた!ってそんな感じがしました。v-298

★ぎゅうしゃま★

おおぅ。私もぎゅうさんのコメント読んでから
志望動機、読んできました!
素晴らしい。v-352
志望動機には、「言葉もわからないけれど」とありましたが
ここ最近の報道では、現地の言葉にも堪能で
村の人たちにもとても信頼されていた・・・とありましたね。
彼があの志望動機を書いてから、どんな風に頑張ってきたか、
その部分を知っただけでもわかる気がします。
私たちも、出来ること、たとえそれが知ることだけだったとしても
何かの役に立てればいいですねー。

by: およ * 2008/08/28 23:10 * URL [ 編集] | page top↑
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現地での偲ぶ会みたいなのの報道が染み入りましたね。遺体を運んでいる時の人だかりのあの人数が、伊藤さんの人となりを表わしていると思います。してきたことの大きさも。
年齢的にも近いので、若くてもちゃんと考えて行動している人がいるのは嬉しいし、それをこんな形で知る事になったのは悔しいです。
現地日本人スタッフは近いうちに全員退去させて今後は中村さんが時々行くと聞きました。ここで自分を顧みずに援助を続けようとして危険な目に遭うと日本人はまた、自己責任とか言い出すんでしょうかね…。
お父様が一家の誇りだとおっしゃっていたけど、もうそれ以上の“日本の誇り”だと思います。
by: 宮城ま咲 * 2008/08/29 00:45 * URL [ 編集] | page top↑
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誘拐されてからその後を知らなかったのですが、残念な結果となってしまっていたのですね。
どうして、人の命を軽々しく扱う人間がいるのか・・・そして、異国の地で懸命に努力している人の命を狙うのか・・・
人間なのに・・・人間だから?
ニュースになってからでしか、知られない活動の数々。もっともっといろんな国の人、戦争や抗争を起こす人たちにも分かってもらいたいです。
私には上手く言葉にすることができないです。
by: ななこばじる * 2008/08/29 10:28 * URL [ 編集] | page top↑
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中村医師の事は以前から知ってましたが、ここまで崇高な方とは知りませんでした。
彼が「以前は戦争をしない日本人には現地の人も絶対に手を出さなかったのが自衛隊の海外派遣以来、状況が変わってきて懸念してた」とか言われてましたが、それが現実のものとなって、悲しいの一言です・・
今までも海外で犠牲になった方はおられましたが、今回は別次元の深い悲しみです。
by: chyou * 2008/08/29 10:35 * URL [ 編集] | page top↑
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★ま咲ちゃん★

そうだねー・・・伊藤さんの捜索にも村人が1000人近く
参加したみたいだし。
彼を慕っていた人たちは、犯人と自分たちを同じアフガン人と
思わないで欲しいとも言っていたそうで
人種がどうだから、なんて関係ないよね。
本当に日本の誇りだと思います。
ご両親も辛いだろうな・・・・

★ななこばじるさま★

人間だから・・・なのかもしれないですね。
エゴがエゴを産んで、自分の主張ばかりするようになると
無意味な戦争が多くなるような気がします。
ななこしゃんは、特に今産まれたての赤ちゃんを
見ていてとってもしあわせな気持ちになるだろうと
思うんですが、そういう時って、特に、
なんで戦争なんかって思いますよね。
今回伊藤さんを誘拐した犯人たちにも
外国人に対する諸々の憎しみがあったのかもしれませんが
彼らが今回やったような行動では、
結局なんの解決にもならないことに気付いて欲しいです。

★chyouさま★

中村医師って、九州大学の医学部卒業なんですよね。
日本にいれば、超エリートなんだなー・・・
なんてぼんやり考えていました。
自衛隊の派遣・・・私は、日本もそれなりに役割を果たさなければ
いけないんじゃないか・・・と思っていましたが
そういう話を聞くと、なんとも言えないですね。
by: およ * 2008/08/29 22:20 * URL [ 編集] | page top↑
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